この記事の筆者はこんな人!
- 小学5年生から野球をスタート
- 中学では軟式野球部、高校では硬式野球部に所属
- 社会人1年目に草野球チームを作り、現在も運営中
- 中学ではキャッチャー、高校ではサード、草野球ではピッチャーでプレー
どうも、しまうまです!
少年野球をがんばっている子どもたちのお父さん、お母さん、こんな悩みを抱えていませんか?
「ビヨンドがほしい」って言われたけど、ビヨンドってなに??
少年野球で使えるおすすめのビヨンドを教えてほしい!
少年野球もバットがいっぱいあってどれがいいのかわかりませんよね。
というわけで今回は、バットのなかでもビヨンドに絞って紹介します。
この記事を読めば、以下のことが全部わかります!
- そもそもビヨンドってなに?
- ビヨンドを購入するときの注意点
- おすすめバット3選
お子さんにぴったりのバットを選ぶお手伝いができたらと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください!
飛ぶバットで野球をもっと楽しみましょう!
そもそもビヨンドってなに?
ビヨンドとはスポーツ用品メーカーであるミズノが発売しているバットの種類です。
正確にいうと「ビヨンドマックス」ですが、省略して「ビヨンド」と呼ばれています。
このシリーズの最大の特徴は、イメージを覆す感触。
軟式野球のバットといえば、金属をイメージする方も多いのではないでしょうか?
でも軟式野球では、打撃時にボールが潰れないほうが飛距離が出るそうです。
ビヨンドマックスシリーズでは、ゴムのようにやわらかい素材を使っています。
ちなみにこの素材の名前を「ウレタン」といいます。
ウレタンを使用することで、ボールの変形を減らし、飛距離をアップさせているというわけです。
最近では、ウレタンを使ったバットがほかのメーカーからも多く発売されています。
厳密にいえば「ビヨンド」はミズノ製だけです。
でもウレタンを使ったバットのことをまとめて「ビヨンド」と呼んでいるのがケースも多いんですね。
この記事では、ウレタンを使った飛距離を売りとしているバットを「ウレタンバット」と書くことにします。
「ウレタンバット」といわれたらビヨンドのことだと思ってください。
ここからはビヨンドを含む、ウレタンバットについて解説していきたいと思います!
ウレタンバットを購入するときの注意点
ウレタンバットを購入するときは注意すべき点がいくつかあります。
- ルール
- 重い
- 飛びすぎる
上記の3つです。
順番にみていきましょう!
1. ルール
もっとも気をつけなければいけないのはルールです。
ウレタンバットは飛びすぎてしまうせいで、ルール上、禁止されている場合があります。
2023年現在、正式に禁止されているのは高校の軟式野球のみ。
でも、球場ごとやチームごとで禁止している場合があるそうです。
私が少年野球をやっていたときも、「ビヨンド禁止」のウワサは聞いたことがあります。
せっかく買ったのに使えないともったいないので、使えることを確認してから買うようにしましょう。
2. 重い
ウレタンバットは重くなる傾向があります。
バットを振ることに関して、もっとも影響のある要素の1つが重量です。
飛ぶバットを買っても、しっかり振れなければ意味がありません。
店舗などで実際に振ってみるのが確実ですね。
店員さんに許可をもらって、感触を確かめましょう!
3. 飛びすぎる
最後の注意点は「飛びすぎること」。
「いいことじゃん!」と思われるかもしれませんが、ウレタンバットはとにかくよく飛びます。
言い方を換えれば、「実力以上の飛距離が出てしまう」んです。
そのため、練習ではあまり使わないほうがいい、といった意見もありますね。
とはいえ、少年野球経験者の私としては「楽しくやること」が第一優先だと考えています。
実力以上だろうがなんだろうが、打てたほうが楽しいに決まっています。(笑)
飛びすぎるバットで楽しく野球をやりましょう!
バットを選ぶときのポイント
バットを選ぶ際のポイントを解説します。
特に重要なのは以下の3つ。
- 長さ・重量
- バランス
- 振りやすさ
順番にみていきましょう!
1. 長さ・重量
まずは基本的なところで、長さと重量ですね。
長さは基本78cmがいいと思います。
自分も小学生の頃は78cmを使っていたので、特にこだわりがなければ78cmで問題ないでしょう。
いっぽう重量はかなり好みが分かれます。
小柄で軽いバットのほうが好みの場合は500g〜550gほどの軽いバットをいいと思います。
逆に少し重みのあるバットが好みの場合は550g〜600g以上の重いバットがおすすめです。
今使っているバットの長さや重量を調べてから、近いサイズで探すとミスマッチが減りますね。
2. バランス
バットによってはバランスが異なります。
バランスもまた、人によって好みがちがいます。
バランスの種類として多いのはミドルバランスとトップバランスです。
トップバランスはその名のとおり、先端に重心が寄っています。
そのため、すこし重く感じるのが特徴です。
カナヅチで例えると、同じ重さでも頭の部分が先端に寄っているほど、重く感じますよね。
逆に重心までの距離が近いと軽くなります。
ミドルバランスは中央に重心があるので、トップバランスに比べると軽いです。
こちらのほうがスタンダードです。
振ってみるのが1番ですが、もしわからなければミドルバランスが無難だと思います。
3. 振りやすさ
最後は実際に振ってみた時のフィーリングです。
ここまで挙げてきた長さや重さ、バランスはネットやカタログで調べればわかります。
しかしグリップの細さや形など、実際に振ってみることで初めてわかることも多いです。
まとめると、バットの選び方のおすすめは以下の順序。
- 長さや重さ、バランスを参考に欲しいバットの目星をつける
- そのバットの試打や素振りができるスポーツ用品店を探す
- 実際に打ったり振ったりして決定
試打ができるスポーツ用品店はなかなかありませんが、振るだけでもかなりわかることがあります。
バットは買う前に振るのがおすすめです!
【2023年最新】おすすめのバット3選
それではおすすめのウレタンバットを3つ紹介していきます。
- MM18(SSK)
- ビヨンドマックスレガシー(ミズノ)
- デュアルフラッシュ2(アシックス)
順番に見ていきましょう!
1. MM18(SSK)
1番のおすすめはSSKから発売されている「MM18」というバットです。
最大の特徴はトップバランスとミドルバランスの両方が用意されていること。
長さも78cmと80cmがあり、種類が豊富です。
重量は570g〜580gほどで、ほかのウレタンバットと比べても平均的です。
このバットならあらゆる好みに対応できますね。
SSK製ということで、本家ビヨンドではありませんが、性能は負けていません!
さらにはミズノの本家ビヨンドよりリーズナブルで、すこしだけおサイフにもお優しいです。(笑)
ウレタンのバットを検討するなら、まず第一に見てほしいバットになっています。
2. ビヨンドマックスレガシー(ミズノ)
2本目は本家ビヨンドマックスシリーズの最新バージョン、「レガシー」です。
草野球界ではその名を知らない者はいないくらいの、超有名&人気バット。
性能は文句なしです!
懸念点はトップバランスしかないことと、値段がかなり高いことです。
また、現在ミズノの公式オンラインショップでは、在庫がなく、Amazonでも80cmのみの販売になっていました。
現段階では対応できる範囲がかなり狭いので、やはりMM18のほうがおすすめです。
3. デュアルフラッシュ2(アシックス)
3本目はすこしかわったバットの紹介です。
その名もデュアルフラッシュ2。
具体的には下図のように、芯をずらすことで面によってウレタンの厚さを変えています。
どの面で打つかによって打ったときの感触(打感)が変わる構造になっています。
おもしろくありませんか??
ウレタンバットは素材がやわらかいため、打感が苦手な人もいます。
このバットであれば、苦手な場合でも打つ面を変えればいいので安心できますね。
また、こちらはレガシーとは逆にミドルバランスのみの発売になっています。
ミドルバランス好きで、色々な厚みのウレタンを試してみたい方にはおすすめのおもしろいバットです。
まとめ「最新のバットで飛距離アップへ!」
今回は少年野球のビヨンドについて解説しました。
まとめると以下のとおり。
- ビヨンドとは、ミズノ製でウレタン素材のバットのシリーズ名
※ウレタンのバットをまとめてビヨンドという場合もアリ - ウレタンのバットを購入するときの注意点は以下
- ルール上禁止されていないか?
- 重くて振りにくくないか?
- バットを選ぶときのポイント
- 長さ・重量をチェック
- バットのバランスをチェック
- 店舗で実際に使って、感触をチェック
- 2023年版!最新のおすすめバットは以下3つ
- MM18(SSK)
- ビヨンドマックスレガシー(ミズノ)
- デュアルフラッシュ2(アシックス)
ビヨンドやウレタンバットは賛否両論もありますが、野球を楽しむ上では最高級のバットです。
高級具合は値段にも表れていますね。(笑)
少年野球でもホームランを打てれば、一生の思い出になると思います。
ぜひビヨンドやウレタンバットで野球をより楽しんでいただければうれしいです!
楽しくて思い出に残る少年野球を!
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